こんにちは。「一万円選書」をご存知ですか?
一万円選書とは、北海道砂川市にある小さな本屋さんの「いわた書店」さんが1年に1回、1週間だけ受付しているサービスのこと。
当選すると「カルテ」がメールで送られてくるので、書いて返信すると、店主の岩田徹さんが自分に合った本を1万円分選んでくれます。
私も2021年10月に申し込みし、約1年後の2022年9月に当選しました!先日、選んでいただいた本が届いたので、早速紹介したいと思います。
一万円選書とは?
冒頭でもお伝えしたとおり、北海道砂川市にある小さな町の本屋さん「いわた書店」さんがやっている年に1回の選書のサービスです。
NHKのプロフェッショナルにも出ていたので、知っている方も多いかもしれませんが、まずは流れから紹介します。
申し込み→当選してからの流れ
一万円選書へ申し込みから当選した後の流れは以下になります。
- いわた書店さんの公式サイトから申し込み。
- 毎月初め頃に抽選。当選者には選書のためのカルテがメールで届く。
- 締切までにカルテを記入し、返信。
(締切をすぎそうな場合は、事前にメールでお伝えすれば対応してくださいます) - 後日、選んでいただいた本のリストがメールで届くので、確認する。
(読んだことのある本が選ばれていた場合、先方に伝えれば別の本を選んでくださいます) - 本の代金+送料を銀行振込。
- 本が届く📚✨
選書にあたってのコンサル料がなく、純粋に本の代金と送料のみでやっていただけるのがすごいです…!
カルテの内容
カルテはWord形式で選書のための質問がいくつか書かれています。
書かれている質問はこんな感じです↓
- これまで読んできた本で印象に残っている本BEST20
- これまでの人生で嬉しかったこと、苦しかったこと
- 何歳の自分が好きですか?
- 上手に歳をとることができると思いますか?または、10年後のあなたはどんな人になっていると思いますか?
- これだけはしないと心に決めていることはありますか?
- 一番したいことは何ですか?あなたにとって幸福とは何ですか?
など…
結構ボリュームがあります。そしてこれまでの自分の人生を振り返る質問が多いです。
時間をとって、じっくり考えて書くと良いかなと思います。
応募期間
毎年秋頃の1週間ほどの間、いわた書店さんの公式サイトで応募受付しています。
私が応募した2021年、そして今年は10月1日〜7日までの1週間募集していました。
2021年応募分は3,701人の方が申し込みし、毎月100人当選しているようです。
ちなみに私と彼氏は2021年にそれぞれ応募し、私のみ当選しました。
以前は7,000人以上の人から応募があったようです…!
当たったらラッキーですね!
いわた書店さんのTwitter(@iwatasyoten)などでもお知らせしているので、次回応募したい方はぜひフォローしてチェックしてみてください。
選んでいただいた本の紹介
選書した旨のメールが届き、その日のうちに本の代金+送料と返信のメールを送ったら、次の日には発送したとのメールが届きました。
実際の本たちは、こんな感じでいわた書店さんの包装に包まれて届きます。
そして、今回選んでいただいた本はこちらです!
- 手から、手へ
- きのうのオレンジ
- やがて訪れる春のために
- カーテンコール!
- ぼけますから、よろしくお願いします。
- 銀の猫
- 始祖鳥記
- 万寿子さんの庭
- 暗幕のゲルニカ
- へろへろ
- 晴れた日にかなしみの一つ
選んでいただいた11冊のうち、1冊は詩集で、ほか10冊は全て小説でした。
この中で、他の当選者にもよく選ばれているのは『カーテンコール!』『へろへろ』あたりかなと思います。
また、このうち1冊はいわた書店さんオリジナルのブックカバーがかけられていました。
ちなみにブックカバーがついていたのは『始祖鳥記』という本でした。
カバーをつける本に基準はあるのでしょうか?気になります。
今回選んでいただいた中で読んだことのある作家さんは原田マハさんのみ。それ以外の著者の方は初めましてです。
時代小説など、今まで読んだことのないジャンルもあるので、最後まで読み切れるかドキドキです…!
今後読んでいったら、こちらで感想を記事にしたいと思っています〜!
まとめ
以上、一万円選書の紹介と実際に選んでいただいた本の紹介でした。
人生の棚卸ができる機会ってなかなかないので、すごく良い機会でした。
結婚前・転職前・引っ越し前というこんな時期に当選したのも、偶然とはいえなんだか運命的だなぁと思いました。
また、本に限らず音楽や食、ファッション など、何でも自分だけで選ぶとどうしても偏りが出てきてしまいます。
誰かから自分に合うものを選んでもらうと、新たな発見があるかもしれないですね。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。