皆さんはなかなか手放せないものはありますか?
私がこれまで手放せなかったものの1つは手帳です。
元々手帳が大好きで、1年に数冊の手帳を使うときもありました。
また、毎年9月くらいになるとロフトや本屋の手帳売り場を1時間以上うろうろして、色んな手帳を手に取って吟味していました。
そんな私ですが、つい先日、部屋の捨て活をしていたとき、「手帳を手放そう」と決意し、処分することができました。
今まで手帳をしまっていたベッド下の収納を開けるたびに「もう処分しようかな」と思っても、結局捨てられず元の収納に戻す…というのを繰り返していたのに、自分でもこう思えたことに驚いています。
また、手帳の使い方についても、この数ヶ月で見直しました。
ということで、なぜ好きだったものを手放そうと思えたのかを考えてみました。
過去に使ってきた手帳たち
手帳好きになったのは大学生の頃。ほぼ日手帳を使ってみたいと思ったことがきっかけです。
今回処分したのも大学生以降に使ってきた手帳たちです。
供養の意味も込めて、処分する前に写真に残したので、ここに載せておきます。
過去に使ってきた手帳の変遷はこんな感じです。
2008〜2014年
- DELFONICS(週間ブロック)
- ほぼ日手帳
大学の授業やアルバイトの時間管理やタスク管理はDELFONICSの週間ブロックタイプを使用していました。
ほぼ日手帳は毎年買っていたわけではないですが、その日に使ったお金やコーディネート、日記などを書いていました。
2014〜2015年
- ほぼ日WEEKS
社会人1〜2年目はほぼ日WEEKSで仕事もプライベートの予定も管理していました。
2016〜2018年
- システム手帳
システム手帳で仕事やプライベートの予定管理をしていました。
予定管理のほかに、システム手帳にはWordで自作リフィルを作って、ほしい物リストや旅行の持ち物リストなども入れていました。
2019〜2022年
- 能率手帳
- 逆算手帳
- CITTA手帳
- ジブン手帳DAYs
毎年全部の手帳を使っていたわけではないですが、この4年ほどは上記の手帳を併用することが多かったです。
この頃から、いわゆる「やりたいことを叶えていこう」というコンセプトの手帳にハマり、やりたいことリストや10年後の目標などを書いてきました。
複数の手帳を使って結構使いこなしていたのではと思われるかもしれませんが、仕事用の能率手帳以外は、どれも数ヶ月で使うのをやめてしまっていました…。
手帳好きが手帳を手放せた理由
今回手帳を手放そうと思えた理由について、過去の手帳を手放すことと今までの手帳の使い方を手放すことの2つの面から考えてみました。
過去の手帳を手放すこと
誰かに見られたくない
結婚のため、来年3月に引越して2人暮らしになります。最近は引越し先に持っていくものを少しずつ検討していますが、過去の手帳は引越し先に持って行きたくないなと思いました。
過去の手帳には、当時悩んでいたことや以前お付き合いしていた人とのデートの予定なども書いてあります。
彼は人の日記や手帳を勝手に見る性格ではない(と思う)けれど、今後もし自分に万が一のことがあった時に、私のものを処分するのは彼です。
自分にもしものことがあった時に見られるのが恥ずかしいものは、手放すことにしました。
今までの手帳の使い方を手放すこと
手帳を使いこなすことが目的になっていたと腹落ちできた
これは何年も前から薄々気づいていたことです。
今までは手帳を使いこなす人への憧れが強くて、SNSで素敵な手帳の使い方の投稿を見かけると、すぐに真似していました。
が、自分に合わなくて続かず、また次の使い方を検索しては試してみての繰り返しでした。
手帳を使って何をするのかが大事なのに、手帳を使いこなすことが目的になってしまっていました。
そのことに、最近ようやく認めることができるようになりました。
手帳を通じてやりたいことを実現したいという憧れがなくなった
2019年頃から手帳を使ってやりたいことを叶えていこうというコンセプトの手帳たちを使っていました。
ちょうど2019年に今の部署に異動してからは、うまく行かないことが多くて、「今のままの自分じゃダメだ、変わらなきゃ」という気持ちが強かったです。
そこで、手帳にやりたいことを書いて実現できたら、「何者かになれるのではないか」と思って、逆算手帳やCITTA手帳を使うようになりました。
最初の数ヶ月は頑張って書くけど、途中で使わなくなってしまいました。
原因は、私はボトムアップ思考だからです。
後述するタスクシュートクラウドを今年の8月から使うようになり、すごく実感しました。
目標を立ててそこからやるべきことを逆算して落とし込んでいくトップダウンなやり方より、「今ここ」にある物事や気持ちに沿ってやることを決めていく方が私には合っていました。
ということで、自分がボトムアップ思考だと納得してからは、手帳を使ってやりたいことを実現していこうという気持ちが薄れてきました。
記録を残すならデジタルが良いと思うようになった
後述しますが、今は日々の記録やタスク管理はデジタルで管理しています。
スマホからでも見られるし編集もできるので、いつでもどこでも記録を取ったり見返せるのが良いなと思います。
それに、スマホだけで完結できると荷物も減らせて、荷物が軽くなるのもミニマリストを目指すうえで良いポイントです。
現在のスケジュール管理
現在のスケジュール管理は、以下のツールを使っています。
仕事のスケジュールやタスク管理:能率手帳(バーチカルタイプ)
仕事用にバーチカルタイプの能率手帳を使っています。
今の仕事は外出も多いのと、職場のスケジューラーが使いにくいので、予定管理、タスク管理は手帳で管理するのが合っています。
ただ、来年の転職後は、仕事の様子を確認してみて、スケジュール管理の方法を変えるかもしれません。
プライベートの予定:Googleカレンダー
プライベートの約束事や出かける予定は、全てGoogleカレンダーに集約しています。
そんなに予定も多く入らないし、外出先で予定を確認するならスマホで見る方が便利だと思っています。
日々のタスク管理:タスクシュートクラウド
日々のタスク管理や実際にやったことの記録は、タスクシュートクラウドを使っています。
タスクシュートとは、シゴタノ!の大橋悦夫さんが考案したタスク管理・時間管理の手法です。
だいたいこのような流れで一日を管理していきます↓
- その日一日にやることを全て書き出してやる順番に並べ替える
- 全てのやることに見積もり時間を設定する
- やったら実際にやった時間を記録する
- 突発的にやったことも記録する
- 一日の途中でやることを見直し、やることの順番を入れ替えたり削除したり、明日以降にやることに移動させる
そして、タスクシュートクラウドとは、タスクシュート時間術をWebやアプリで行うためのツールです。
8月後半から参加した100日チャレンジという企画でタスクシュートクラウドの使い方を学びました。
日々のやることを見直して、無理のない時間管理ができるようになってきました。
今ではなくてはならない存在です。
日々の記録やログ:Notion
日々の記録や読書記録、ワードローブの管理などは、Notionを利用しています。
機能が豊富で、メモだけでなくて表を作って管理できるのがとにかく便利です!
以前の記事で、私なりのNotionの使い方を紹介しています↓
まとめ
自分の心境の変化や数ヶ月後に迫った新生活の影響もあり、大好きな手帳を手放そうと決意できました。
何だかまとまりがない記事になってしまいましたが、自分の変化への記録として残しておこうと思います。
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。